2019年5月14日 (火)

イタリアの方言Dialettiと訛りについて

イタリア語の方言について少しご紹介したいと思います。

イタリアに行かれた際に、観光地では難しいかもしれませんが、イタリアの20個の各州でまたは各地方、町で少しづつ、または大幅に異なる言葉を耳にされたことがあると思います。

どこの地域でどんな方言が話されているかご存知でしょうか。

Nutella

観光地でも例えばルネッサンスの街フィレンツェでは、トスカーノの方言があります。

 Fareの1人称 faccio ⇒ fo

 Andareの1人称 vado ⇒ vo

ところが、方言に分類されない、地方の訛りというのもありまして、トスカーナでは、カキクケコ(ca,chi,cu,che,co)が、ハヒフヘホと発音されることは有名な話です。

例えば、コカコーラはCoca Cola ,ほぼ「ホハホーラ」と発音しています。

話し始める時に私はこう思う、(io) Penso che....ペンソ ケ...の場合も、「ペンソ ヘ…」といった具合です。これは決して中傷している訳ではなく、むしろ、私はフィレンツェに住んだ経験もあり、第2のPatriaと勝手に思っているほど大好きな街です。(^^)

方言は実はイタリア統一後、徐々に見直されており、身近な映画や広告、歌曲などにも取り上げられています。

代表的なものとして、例えば皆さんご存知のチョコレートクリーム『Nutella』は商品ラベルをカスタマイズできる企画があり、Dialetto(方言)編があります。

写真のヌテッラのラベルには次の方言が書かれてますね。どんな意味か分かりますでしょうか。

dàje!(ローマ他) :Dai さあ頑張って、などの間投詞。

anvédi(ローマ他)

femo festa! (ヴェネツィア他)

alúra?  (ミラノ他)

ganzo!  (フィレンツェ他)

jamm’bbèll’ (ナポリ他)

‘uaglió!    (ナポリ他) 

このように、いろいろあります!


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